昨日帰り道で珍しい光景に出会った。

小学生ぐらいの子供を二人連れた母親が、泣き崩れていた。

「もう全部ヤダ!」

母親は道沿いの壁にもたれながらうずくまりワンワン泣いた。

ワンワン泣くってどんだよ!?って今まで思ってたけどきっとこうゆうのなんだなって初めて思った。

きっとホントに嫌なことがあったんだろう。

僕は自転車の空気が抜けてしまったので近くの交番で空気入れを借りていたのだが、

通行人はみんなびっくりして声もかけれずに通り過ぎて行く。

空気を入れ終わったときにちょうど母親が泣き止んで子供の肩を両腕でかこい、横断歩道を渡って行った。

後ろから「お母さんがんばって!」って声をかけようと思ったがやめた。

なんか違う気がして。

ふと自分の母親のことを思い出した。どこか似てる。

昔は良くヒステリックになっていた。

すごい感情的で今思えばそれはそれですごい。

それでも前を向いて歩ける母親ってすごいな。

VIVA母親!尊敬します。