コーチング
先日人生初のコーチングを受けた。元々興味があり、受けてみたいと思っていたものの、なかなかいい機会に巡り会えず、今回は友達の紹介から格安な料金で紹介してもらった。ラッキー!さて、備忘録も含めてどんなやり取りをしたか書いてみたい。ちなみに、金額は一回30分4,000円で10回のコース。高いと思われた方もいるかもしれませんが、コーチングの世界では格安。また、カウンセリングなどもそうですが、お金を授受した方が、お互いに取っていいということらしい。お金を払っていない、もしくはもらっていないと、良心でやってあげているのに・・・とか、お金払ってないからまぁ適当に・・・と得てしてなりがちとのこと。なるほどね。さて、まず始めに「このコーチングが終わったときの自分を思い浮かべてください」「どんな自分になっていたいですか?」という質問。これで相手がどんな悩みを持っているのか?を聞き出す。僕の答えは「自信を持ってマネージメントをしていたい」という答え。これだと何に悩んでいるのかコーチはわからないので、ここから具体的に掘り下げて行く。「ということは今のご自分のマネージメント方法に不満や不安があるということ?」僕:「そうですね。」コーチ:「ちなみにご自分ではどんなマネージメントの特徴があると周りの方に思われていると思いますか?」これはとても良い質問。カウンセラーの方も良く使う手法で、第三者的な目から自分を見つめ直すことにより、言いづらいけど気づいていることとか、相手の気持ちを再認識させる効果がある。僕:「メンバーからは恐いと思われてると思います。」と言うと、コーチ:「なぜ恐いと思われているのか、どんな行動がそう思わせるのか、具体的な例で説明してもらえますか?」との質問。この時点で恐らくコーチは僕に対して仮説立てをしているところで、何パターンか僕の悩みと解決方法、話の導き方法の仮説を立てていたはず。具体的な例を話すと、コーチはビックリ。というのも、大体僕と同じような悩みを持っているマネージャーは、周りが思ったように動かず、怒り散らして周りを萎縮させるタイプが多いため、僕も同じようなタイプだと思ったはず。確かに昔の僕はそうだったかもしれない。でも僕も馬鹿ではないので学習した。今はメンバーが解るレベルまで降りて行き、具体的に指示を出している。こうゆう場合はもっとこうゆう風に考えて、こう動いてくれ。とか、タイムマネージメントを教えて、朝これやって昼はこれ、夜はこれをやろうか。などなど。ただ、コーチと話してわかったことは、僕の理想のマネージメントは決して今のレベルで満足できるレベルではなく、どちらかというと外資系のマネージメント組織を理想としていて、個人と個人がプロフェッショナルな関係で、ボスは下からの提案に対して意見を交わし、冷静に判断してどちらが妥当性が高いか?を意思決定するというマネージメントが理想。それに対してだいぶ乖離があることに対して、僕はフラストレーションを感じているようだ。という結論に落ち着いた。それはなんとなく自分では気づいていたものの、認められない部分だったのかもしれない。日本の新卒採用を進める多くの会社に取って、僕が理想とする組織はなかなか難しいだろう。ただ、リーダーと僕との間の関係は外資系のそれに近づけられるんじゃないか?と思う。ということで、あと2年の間にそうゆう関係を築けるように、今後の授業で作戦を練って行けたらいいなと思う。とにかくコーチングは面白かったな。脳味噌が整理整頓された。というか。アイスを食べるあおい。正確に言うとアイスのコーンを食べるあおい。アイス自体は冷たくて好きじゃないらしい。でもコーンは大好き。嫁と僕はアイスを美味しくいただくので、残りをあおいが平らげる。いい関係かもしれないね(笑)